医療機器の高度化が進む現在の医療現場では、医学と工学の知識を併せ持つ医療機器のスペシャリスト「臨床工学技士」に求められる技能も多様化しています。
そこで医療・福祉・保健分野で30年以上の教育実績を持つ大阪滋慶学園を母体とする本学では、このような時代の変化に対応できる臨床工学技士と医療機器開発エンジニアを養成するために、2021年4月「滋慶医療科学大学 医療科学部」を開設しました。
【本学の特長】
①理系科目が苦手でも大丈夫!
理系科目に苦手意識のある文系出身者でも安心して学べるように「理系入門科目」を必修科目として設置。基礎から応用へ、段階的に理解を重ねるカリキュラムで国家試験に対応する十分な知識を養います。
②グループ力を生かした国家試験対策
姉妹校である大阪ハイテクノロジー専門学校は臨床工学技士の国家試験において、過去35年間の平均合格率が91.9%、国家資格取得者総数は2,573名です。
本学は姉妹校が培ってきた国家試験対策のノウハウを共有しており、強力なサポート体制を確立しています。
③業界ネットワークを生かした学外実習
大阪滋慶学園として多くの人材を輩出してきた医療業界との信頼関係に基づき、国内有数の大学病院から地域の中核を担う病院まで関西エリアを中心に実習病院を確保。
さらに関西で初めてカリキュラム内で導入する医療機器メーカーと連携した「企業実習」も3年次に選択科目として設置しています。
将来的には医療機器開発のエンジニアとしても活躍できる素養を身につけます。
④情報系の学びを充実
医療現場では、ITやAIの活用が確実視されています。情報科学のツールを活用
する能力はこれからの時代を生きる皆さんには必須のスキルです。
これらを踏まえて本学では、情報科学やプログラミング、統計処理の理論と技術を学び、加えてデータサイエンスの活用に必要となる基本的な知識を習得します。
⑤現場さながらの充実した設備
姉妹校の卒業生が勤務する多くの医療機関から医療機器が寄贈され、高価な機器でも数人に一台が行き渡るほど充実しています。
台数はもちろん、例えば人工透析装置ひとつをとっても、各社製品が揃っている点も大きな特長です。
実際の現場さながらの本物の機器に触れながら実習を受けることができます。